2007-12-16

2007年に読んだ本(vol.4)

前回(vol.3)の続きです。

17.ビジョナリー・ピープル/Jerry Porras・StewartEmery・Mark Thompson EIJI PRESS

時代を切り開いてきた人とその人の思想を垣間見ることができます。
ビジョナリーな人それぞれに自分の在り方に超一流の考えをもっており、そして、それを実践してきた。この本から何を学ぶか・・・、それは読む人それぞれだと思いますし、私はこの本に登場する人それぞれから、それぞれの刺激を受けました。

18.シンクロニシティ~未来をつくるリーダーシップ~/Joseph Jawarski EIJI PRESS

この本は今年読んだ中でも、最も影響を受けた本の一つです。読んでいて鳥肌が立ったのを覚えています。この本の中に登場する物理学者ボーム博士の言葉。

「あらゆることが、きみと私から始まる」

これには正直、頭皮まで鳥肌が立ちました。人の思想、その思想に基づく行動は無限の可能性を秘めていて、それは特殊なことではない、そして人間の行動は宇宙に影響を及ぼし、宇宙の変化は私に影響を及ぼす。もっと具体的に言うなら、私の行動が地球の裏側のブラジルのとある集落の人にも影響を及ぼし得ることが、決して特殊なことではない。そう考えることのできる本でした。

19.戦略論~戦略コンセプトの原点~/大前研一 ダイアモンド社

大前研一氏が1980~90年代にかけて、海外ビジネス誌に寄稿した論文(英語)を日本語に翻訳した本です。いわゆる逆輸入な論文なわけです。論文寄稿時の時代背景が色濃くありますが、しかしながら、タイトルにもある"戦略"的な思考による日本・米国の産業・経済の分析力を目の当たりにすることが出来ます。

20.「流通戦略」の新常識~「超成熟消費時代」を勝ち抜く条件~/月泉博 PHPビジネス新書

流通業をお客様とする仕事をしている人間の端くれとしては、業界の動向を少しは学んでおこう。というこで読みました。
日本の高度成長時の製造業主体の流通から、現在の小売業(消費者)主体の流通へ・・・。また、現在の小売業界の再編についてわかりやすかったです。

次回(last)に続く...

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