2008-02-25

オフショア開発を成功させたい(3)

オフショア開発を成功させたい(2)でオフショア開発云々以前に・・・という内容を書きました。
本日、その「オフショア開発以前」の話に方を付けました。
まず、 PMに「ちゃんと報告書を読んでますか?」とは言えなかったけれど、「1月末の報告書にも書いてある通り・・・」と少し嫌味を含めて、話を切り出してみました。

それにしても腹が立つ。


さて、一方本題のオフショア開発では少しポジティブになれることがありました。

これまで、ネットで様々な「オフショア開発」関連の記事を読んでみましたが、やはり、ポイントはコミュニケーションと仕様の伝達方法に関する内容ばかり。
<よく記事に載っている内容>
①文章は箇条書き。(長文は避ける)
②論理的に。(MECEを意識する。)
③文章の内容に曖昧さを含めない。
④書いた日本語を自動翻訳にかけた際、正しく中国語に訳されるような文章を書く。

まず、①については即実践。
②についてはかなり前に購入した「ロジカル・ライティング」の本をパラパラ読み返してみました。これは、誰に対して書く文章せよ必要な力。
③はなかなか気をを使う。曖昧さが無いということは、AはAでBはB、仕様をきちんと把握していないと、間違ったこと書いちゃいますから・・・(汗)。
最後の④に関しては、そもそも自動翻訳にかけて訳された中国語が読めないし、訳された中国語の内容がわかるようなら、最初から中国語で記述するわ。って感じなので却下。
しかし、そんな中で一番労力をかけているのが、例外処理を記述すること。また改修後に不具合の原因となりそうな処理を注視させること。です。
とにかく、どんなに小さな改修仕様を書く際にも、考え得る全パターンの例外処理を記述し、また、日本側で実施するリグレッションテストの項目に含まれるような内容を事前に列挙し、プログラマが改修ポイントを明確に把握でき、正常処理がどうであるかが理解しやすいように意識してきました。

その結果・・・、本日中国担当者から来た質問は、かなり的を得た内容。
正直、やっとこのレベルにまで来たか。って感じ。
嬉しくなりました。
もっと改修の精度が上がれば、楽になれる。
今までより少し前進(?)したように感じる今日でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿


Rights Reserved, Copyright "Xiong Weblog " 2010.