2007-12-30

期間限定で・・・

期間限定でブログイメージを正月バージョンにしてみます。

2007-12-22

Whitehouse Coxの札入れを衝動買い・・・

本日所用があり、クリスマスモード全開のみなとみらいに出かけました。
滅多に来ることがないみなとみらい、久しぶりにぶらついてていると、色んなショップから物凄い誘惑が・・・。そして、どこのお店もクリスマス・年末商戦で活気づき、その勢いに完全に飲まれて、以前から欲しかったWhitehouse Coxの札入れを買ってしまいました。
これまで使っていた財布は、大学卒業後現在の会社に入社するにあたり、それまで使ってたチャライ学生の臭いが染み付いた財布はさすがにマズイだろうと、何も考えずドタバタで買った地味なBurberryの財布・・・。かれこれ4年使ってきたわけですが、かなりくたびれた雰囲気だし、自分で買ってみたものの"なんで財布でBurberryなんだよ"ってこの4年間自問自答してきた経緯があります・・・。
んで次ぎ買うなら・・・と迷っていたのが、FelisiのNo.705かNo.093、GLENROYALの札入れ、もしくはWhitehouse Coxの札入れでした。
結局、上記の中では恐らく一番流通量の多いと思われるWhitehouse Coxに落ち着いたわけですが。



そう、お気づきのように小銭入れがついてません。
私の超個人的な偏見では、札入れとは別にコインケースを持つのが男のステータスだと思い込んでいます・・・。
んで、今使っているのは無印良品のやす~いコインケース(爆)いつかは、お気に入りのコインケースを・・・。

2007-12-16

オレ流の本の読み方

今年は「本を読もう」と決めて色々と読んできました。

そして、これまでにこのブログで全5回に別けて、読んだ本をリストアップしてきました。
2007年に読んだ本(vol.1)
2007年に読んだ本(vol.2)
2007年に読んだ本(vol.3)
2007年に読んだ本(vol.4)
2007年に読んだ本(last)

そして、今振返ってみると本の読み方が変わった気がします。
本を読み始めた当初、と言いますか、生まれてこれまで本を読むという事がどういうことなのかをあまり意識しないていませんでしたが、今年一気に読書する冊数が増えて思ったことが有ります。これまでは、私にとっての本を読むという行為はただ本に書いてある文字を追っていくという作業でした。その結果、どうだったかと言うと、なんとなく内容を覚えていて。面白かった箇所や気になった箇所が印象に残っている。という状況でした。
しかし、今年は本を読むという行動の目的が明確になり、少し違った読み方をするようになった気がします。
とにかく、本の書いている内容を頭の中で想像しながら読むようになりました。そうすると、著者が何を言っているのかが以前より理解できるようになった気がします。とにかく頭の中でイメージしながら読むようになりました。
そして、もう一つ変わったこと。
それは、色々と本を読んでいて、ふと頭に「なんで本を読んでるんだろう」という思いが過ぎりました。
今までは、本を読んで気になったページの角を折っておいて読み返したり、ということをやっていたのですが、そもそも本を読む目的は、別に読んだ本を綺麗に保存しておくことでも、ただ棚に飾っておくことでもなくて、ましてや古本屋に売りつけることでもない、「身につける」ことが目的なんだよな。ということを再認識したら、別にオレの買った本だし・・・ってことで気になったところにはマーカーをするようになって、考えたことを書き込むようになりました。これは、後々見たときに、素早く目的の内容に辿りつけるし、考えたことをメモしておけば、直ぐに内容を思い出せるようになりました。

そして最後に、本を読むと言っても、本を入手する手段には色々とあります。例えば、自分で書店に足を運んで本を買う。ネットで気になった本を買う。図書館で本を借りる。他人から本を借りる。色々とあるわけですが、結論から言うと、個人的には本は「自腹切って買う」に限ると思います。
図書館や、他人から借りた本は、ついつい読まなくてもいいか、とか気が向いたら読もうとか思ってしまいます。実際に自分はそうでした。そして、なんと言っても借りた本には書き込みやマーカーが出来ない。本を読むなら、やっぱ自腹切って買うに限ると思います。


色々と本を読んでいたら、色んなことに気付いた一年です。

2007年に読んだ本(last)

前回(vol.4)の続きです。
そして、今回が最終回となります。

21.戦略的思考の技術~ゲーム理論を実践する~/梶井厚志 中公新書

戦略的思考とは何か。そもそも戦略的とはどのようなことを言うのか。この本では非常にわかり易い例を用いて極力専門用語を使わずに、それを解説しています。戦略的思考初心者の自分にとって身になった本です。お勧めです。

22.[新装版]企業参謀~戦略的思考とはなにか~/大前研一 プレジデント社

2007年に読んだ本と言いつつも、この本に関しては現在進行形な本です。内容が濃いので理解しながら読もうと思うと、なかなか進みません。
この本、コンサルタント業界においては必読的なテキストらしく、1970年代に初版のこの本、未だに売れているらしいです。じっくり読もうと思います。

23.プロフェッショナルの条件~いかに成果をあげ、成長するか~/P・F・ドラッカー ダイヤモンド社

実はこの本も現在進行形の本。現代経営学における大巨匠の「自己実現」に関する本という事で、これは読まなくては。と前々から目をつけていた一冊。現在、まだ読み始めたばかりですが、今年一年の仕上げの本として位置づけています。


以上が今年読んだ(読んでいる)本です。
今振返ってみると、自分で書くのもなんですが、燻ぶっている自分に嫌気が差していて、それをどうにかして打破しよう。そう思っているのが本のタイトルから如実に現れている感じがします。自分自身、娯楽とし読て書をしているつもりは毛頭ありません。そして本を読むだけでは結局のところ何も変わらない。本から得たことを実践、生かせるか。どれだけ自分の肥やしにできるかが重要だとも思います。

来年も更なる高峰を目指し、日々精進です。

2007年に読んだ本(vol.4)

前回(vol.3)の続きです。

17.ビジョナリー・ピープル/Jerry Porras・StewartEmery・Mark Thompson EIJI PRESS

時代を切り開いてきた人とその人の思想を垣間見ることができます。
ビジョナリーな人それぞれに自分の在り方に超一流の考えをもっており、そして、それを実践してきた。この本から何を学ぶか・・・、それは読む人それぞれだと思いますし、私はこの本に登場する人それぞれから、それぞれの刺激を受けました。

18.シンクロニシティ~未来をつくるリーダーシップ~/Joseph Jawarski EIJI PRESS

この本は今年読んだ中でも、最も影響を受けた本の一つです。読んでいて鳥肌が立ったのを覚えています。この本の中に登場する物理学者ボーム博士の言葉。

「あらゆることが、きみと私から始まる」

これには正直、頭皮まで鳥肌が立ちました。人の思想、その思想に基づく行動は無限の可能性を秘めていて、それは特殊なことではない、そして人間の行動は宇宙に影響を及ぼし、宇宙の変化は私に影響を及ぼす。もっと具体的に言うなら、私の行動が地球の裏側のブラジルのとある集落の人にも影響を及ぼし得ることが、決して特殊なことではない。そう考えることのできる本でした。

19.戦略論~戦略コンセプトの原点~/大前研一 ダイアモンド社

大前研一氏が1980~90年代にかけて、海外ビジネス誌に寄稿した論文(英語)を日本語に翻訳した本です。いわゆる逆輸入な論文なわけです。論文寄稿時の時代背景が色濃くありますが、しかしながら、タイトルにもある"戦略"的な思考による日本・米国の産業・経済の分析力を目の当たりにすることが出来ます。

20.「流通戦略」の新常識~「超成熟消費時代」を勝ち抜く条件~/月泉博 PHPビジネス新書

流通業をお客様とする仕事をしている人間の端くれとしては、業界の動向を少しは学んでおこう。というこで読みました。
日本の高度成長時の製造業主体の流通から、現在の小売業(消費者)主体の流通へ・・・。また、現在の小売業界の再編についてわかりやすかったです。

次回(last)に続く...

2007-12-10

2007年に読んだ本(vol.3)

前回(vol.2)の続きです。

12.「1日30分」を続けなさい~人生勝利の勉強法55~/古市幸雄 マガジンハウス

今年かなり売れた本ですね、私も例外なく読みました。読んで満足では意味ない本です。実践しないと全く意味ありません。一見、当たり前の事が書いてあるだけに思いますが、いや、実際当たり前の事しか書いてないです。でも、その当たり前の事ができるかどうか。これです。数時間で読み終わるので気軽に読めます。でも何度も書きますが、実践しないと意味がない。と、自分に言い聞かせてます。

13.最短で結果が出る超勉強法/荘司雅彦 講談社

12に続き、勉強に関するhow to本です。個人的には、12よりもこちらの本の方がためになりましたし、著者独自の勉強方法を知ることができました。これも、例外なく、実践しないと全く意味がない本。

14.人生論/D・カーネギー 創元社

自己啓発と言えば、ナポレオン・ヒル、D・カーネギーだろう。という事で、D・カーネギーの薄めの本を購入しました。この本はD・カーネギーの「人を動かす」と「道は開ける」から一部抜粋し編集されたハイブリットな本です。この本は心に響きました。いずれは、大定番ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」を手に取ってみようと思います。

15.中小企業診断士の仕事がわかる本/竹山芳絵 法学書院

タイトルのまんまの本です。

16.世界で戦う知的腕力を手に入れる/今北純一 船川淳志 ファーストプレス

基本的には今北純一氏 船川淳志氏の対談形式となっています。この本、タイトルは威勢がよいですが、結局のとろこあまり印象に残ってないのが正直な感想です。2,3時間で読める程度だったことは覚えています。

次回(vol.4)に続く...

2007-12-09

2007年に読んだ本(vol.2)

前回(vol.1)の続きです。

6.金持ち父さん 貧乏父さん/ロバート・キヨサキ 筑摩書房


7.金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント/ロバート・キヨサキ 筑摩書房


8.金持ち父さんの企業する前に読む本/ロバート・キヨサキ 筑摩書房

金持ち父さんシリーズです。タイトルは下品ですが、基本的にお金に対する考え方、また資産形成について書いていある本です。この本を読むと新たな視点からお金に接することが出来るようになると思います。いずれもボリュームが多いですが、著者の経験のストーリー仕立てになっているので非常に読み易い。

9.夢をかなえる洗脳力/苫米地英二 アスコム

オウム心理教信者の脱洗脳を手がけた事で有名な著者(らしい)です。しかし、この本で説いている物事に関する考え方は非常にためになりました。実はよく考えたら当たり前のだったりもするのですが、とにかく自分で自分の将来は創り上げるもの。そう思うようになったきっかけの本です。

10.レバレッジ・シンキング~無限大の成果を生み出す 4つの自己投資術~/本田直之 東洋経済新報社

この著者のキーワード、「レバレッジ」。レバレッジはいわゆる「てこの原理」の事で、金融業界等では以前から使われていた言葉らしいのですが、最近はビジネス全般で何かと耳にすることが多いです。レバレッジ、つまりは小さい力でより大きい成果を生み出すことなのですが、先に紹介した「金持ち父さん」シリーズでも頻繁に出てくる言葉です。このレバレッジと言う考え方を意識するのはポイントかもしれません。
ちなみにこの本は数時間で軽く読めます。

11.成功はゴミ箱の中に~レイ・クロック自伝~/レイ・クロック プレジデント社

この本は夏休み中に購入し、家に持ち帰ってから約1日をかけてぶっ通しで読み上げました。飯を食べる時以外はほとんど読んでいた気がします。
現在のマクドナルドの創業者、レイ・クロック氏の自伝です。レイ・クロックがミキサーのセールスをしていた52歳のとき、マクドナルド兄弟のハンバーガーショップにやってきた際にそのシステムに興味を持ち、そのシステムをフランチャイズ形式にしシステムそのものを売るということを考え、現在のマクドナルドになった経緯が書かれています。また、この本の中では、「取引先と共に成長する」という考え方、企業としての社会貢献等についても書かれており、非常に勉強になりました。

次回(vol.3)に続く...

2007-12-08

2007年に読んだ本(vol.1)

今年も残り1ヶ月を切ってしまいましたので少し早いですが、今年のおさらいをしてみようと思います。
これまで全く私には本を読む習慣が無かったのですが、何だか漠然と"このままじゃマズイ"と思い「2007年は本を36冊読む」(1ヶ月3冊ペース)という目標を立てました。そしてこれまで、自分なりに興味の有りそうなところから本を読み始め、色々と読んできました。そして、現時点で冊数で言うと23冊(参考書類を除く)。目標には届きそうもありません。しかし、本を読む習慣は身に付きましたし、本の面白さがわかるようになりました。
一概に本と言っても様々あるなかで、ジャンルは主にビジネス書籍になります。以降、数回に分けて、今年読んだ本を読んだ順に簡単に紹介します。ですので今回は"vol.1"としてます。

1.格差社会~何が問題なのか~/橘木俊詔 岩波書店

"格差社会"と言う言葉を頻繁に聞くようになり、格差社会とは具体的には"何の格差"を指すのか、格差社会になることで実際にはどのような影響がるのか。それが気になって読んだ本です。

2.クリティカルシンキング【実践編】~「仕事」と「人生」を豊かにする技術~/リチャード・ポール 東洋経済新報社


物事の本質にいかにして辿り付くか。頭のトレーニングのつもりで購入しました。しかし、読んだ当初の私にとっては若干、時期尚早だった気がします。もう一度読み返すリストに入っている本です。

3.知的ストレッチ入門/日垣 隆 大和書房

この本に関しては特にありません。単なるhow to本です。

4.風の男 白洲次郎/青柳 恵介 新潮文庫

この本は"白洲次郎"という人の人生を描いた本。大正14年に英国ケンブリッジ大学を卒業、大学院を中退し帰国、いくつかの企業の取締役を歴任、日本がアメリカと戦争すれば負け、食料難となることを予測し農業に専念。戦後、吉田茂氏に請われ「終戦連絡事務局」参与に就任。そしてGHQと対等にヤリあい、日本国憲法の誕生に立ち会う。以降、日本の政財界・産業に多大なる影響を持ち、昭和60年に83歳で他界。当時で身長が180cmを超える長身、ジーンズを穿きこなし、俳優かと思えるほど、いや俳優以上の容姿。80歳までポルシェを乗り回したという。日本の歴史に大きく関わり、そして当時からグローバルな視点で物事を考えた、個人的には恐れ多くも"憧れの人"です。同じ時代を生きてみたかったと思う人です。

5.論理思考の「壁」を破る/出口 知史 ファーストプレス

論理思考のトレーニングの為に読みました。まだまだトレーニングは必要。

次回(vol.2)に続く...

2007-12-02

リスクマネジメント(Risk Management)の簡単な復習

先日、プロジェクトマネジメントにおけるリクス管理(Risk Management)の研修を受講しました。
リスクマネジメントについて、細かな分析手法や分析のためのツール、評価方法については省略し、概要程度を極めて簡潔にまとめとくことにします。
テキストの内容を書いてしまうと著作権に抵触する可能性があるので、ここに書くのはあくまでも自分の頭の中のこと。

まず、リスクマネジメントは今後発生しうる脅威リスクと好機リスクを事前に識別し、そのリスクを分析することで、脅威リスクについてはプロジェクトに対し及ぼすマイナスの影響を最小限にし、好機リスクについてはプラスの影響を最大限にすること。
ここで、一般的には「リスク」と言うと、どうしても脅威リスクを想像がちであるが、実は好機リスク(思いがけずいいことが起こること)の識別も重要である気がした。

リスクマネジメントは、プロジェクトの遂行においてそのプロジェクト内で発生しうるリスクを、そのリスクが発生する前に事前に識別し、対策を立案することであることは書いたが、しかし、プロジェクトで発生しうるリスクを全て事前に識別することが出来たならば世話はない。つまりは、リスクには以下のように分類できる。
1.「事象を識別でき、その事象が与える影響度についても識別できる」
2.「事象を識別できるが、その事象が与える影響度については識別できない」
3.「事象を識別できず、影響度についても識別できない」(→全く考えもしないことが発生する。)

1、2についてはリスクを識別できているので、対策を練ることは可能であるが、問題は3である。3は考えもしないことが起こることで、考えもしないことが起こった場合の対策など考えつくわけもない。
よって、以上より極力3の要素を減らし、2にする。また2のものは1にすることがことが必要である。
3を2にするためにはどうしたらよいか。結論、周りの人の意見を聴くに限る。周りの人というのは、プロジェクトに参画するメンバ、類似プロジェクトの経験者、客観的意見を得るためには、別セグメントのメンバ、またその道のコンサルタントなどである。このときのポイントは意見を聴く人のレベルが自分と同レベルもしくはそれ以上であることが望ましいのではないか。
また、リスクを挙げる際には具体的にかつ明確に挙げる必要がある。

識別したリスクにについては優先度を決め実施する必要がある。識別したリスクに対し全ての対策を考え、処置をしていたら、いくらお金があっても足りない。そこで、識別したリスクの発生パターン、回数、影響度を分析し、優先度をつける。
リスクの分析は以下の視点で検討を行う。
・プロジェクトの目標値(タイム・コスト・スコープ、品質)
・データの正確性、品質、信頼性、整合性
・チームメンバのスキル
・他
分析は定量的に実施するのが重要であり、評価は金額に換算する。
優先順位付けには以下の方法がある。
・定量的リスクランキング
・定性的リスクランキング
・比較リスクランキング
・期待値ランキング

リスク対応策定では、やはりそのリスクの複雑さ対応のし易さ、プロジェクトの対応フェーズ、またコスト等の要因が影響を及ぼす。リスクの全てを「回避(原因の根絶)」できるとも限らない、つまりは、場合によって「軽減」またはリスクを他に「転嫁」することで対応する。この見極めが非常に難しいような気がする。先に書いたように、リスク対応にはリスクの複雑さや処置のし易さ、プロジェクトのフェーズ、コスト、またステークホルダとの関係、処置メンバのスキル等、様々なファクターが絡み合っているからである。



ざっと、リスクの識別から対応までについて書いてみたが、リスクマネジメントは奥が深いです。リスクマネジメントは一人が実行したところで意味をなさず、プロジェクトのステークホルダ(関係する全ての人)のリスクに対する意識が非常に重要であることもわかりました。まだ、"対応"後の"評価"や"記録"もとても重要ですがココでは割愛することにします。

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